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活動記録

帰朝報告:IHPBA World Congressに参加してきました!

9月5日~9月8日、スイスのジュネーブで開催された13th International Hepato-Pancreato-Biliary Association (IHPBA) World Congressに、新木Dr、石井Dr.とともに参加してきました。

Palexpo
会場はジュネーブ空港そばのPalexpoという大きなコンベンションセンターでした(写真はPalexpo HPより)。
会場入り口で写真撮影
会場入り口で写真撮影
Pierre-Alain Clavien
Congress PresidentはClavien-Dindo分類で有名なPierre-Alain Clavienでした。

新木Dr.はE-Poster SessionにてEOB-MRIを用いた肝切除における残肝機能評価の有用性に関して発表を行いました。

ポスター会場の風景
ポスター会場の風景です。大変、盛況でした。

続いて、私、渡辺はmini oralで大腸癌肝転移のFDG-PETを用いた治療戦略に関して発表を行いました。

発表の様子1

石井Dr.はTalking Poster Sessionにて膵癌における癌関連線維芽細胞の寄与とコノフィリンによる阻害効果に関して発表を行いました。

発表の様子2

肝胆膵外科領域の治療に関して国ごとに特色があり、普段の日本の学会では聞くことができない内容も勉強させていただきました。一方で、我々以外にも日本の各施設から演題の発表があり、肝胆膵外科分野での日本人・日本の施設の活躍を感じることもできました。

宿泊はジュネーブ市内で、ホテルから徒歩でレマン湖に行くことができました。

レマン湖の大噴水
レマン湖の大噴水です。140mくらい水が吹き上がるそうです。

最終日の空いた時間を使い、モンブランの麓にある街、シャモニー・モンブランまで足を延ばしてきました。

シャモニー・モンブランの街並み
シャモニー・モンブランの街並みです。山の緑と、統一感のある建物が印象的なとてもきれいな街でした。
モンブラン
ロープウェイで登ったBrevan展望台からモンブランを望むことができました。
メール・ド・グラス氷河
メール・ド・グラス氷河です。この中には氷河のトンネルがあり、中を散策することができました。
氷河のトンネル

アルプスは地塊の衝突と氷河により作られた急峻な地形が印象的で、雄大な地形に大変感激しました。

3泊5日の強行日程でしたが、貴重な多くの体験をし、たいへん刺激になりました。この度はこのような貴重な機会を与えて頂いた調 教授に御礼申し上げます。また、不在の間、ご迷惑をおかけした当科の肝胆膵外科のスタッフの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

文:渡辺