7月6日~8日にかけてILLS※2017という腹腔鏡下肝切除の第1回国際学会がパリで開催され、当科より新木が参加しました(※ILLS: International Laparoscopic Liver Society)。
当科からの発表は、「Validation of intercostal approach with preoperative 3D virtual simulation for postero-superior segments in laparoscopic liver resection」というテーマで、腹腔鏡下肝切除において難易度の高い肝臓の頭側・背側領域に対して、肋間ポートや3Dシミュレーションを用いる有用性についての発表でした(写真)。
学会では、現在の腹腔鏡下肝切除における最新の知見をもとに、技術革新から手技の標準化といった話題が3日間にわたって熱く議論され、大変有意義な経験となりました。
フランス留学時代の恩師であるBrice Gayet教授や、当時の同僚たちとも再会・交流ができ非常に感慨深かったです。