当科の調 憲教授の当番世話人のもと、第21回群馬県内視鏡外科研究会学術集会を開催いたしました。
テーマは「安全な鏡視下手術のための術前計画と手術手技」でした。
会場は群馬大学医学部刀城会館で行われました。
受付担当の当科スタッフ。
記録係(写真担当)に奮闘した山中君。
研究会では、はじめに鏡視下手術手技セミナーを開催しました。バーチャルシステムや動物組織を用いて、鏡視下手術のトレーニングセミナーを開催しました。
群馬大学病院や県内の病院から、医学生、研修医、シニアレジデント、外科医師など多くの参加がありました。当科のスタッフも熱心に学生、研修医への指導を行っていました。
セミナー終了後、当番世話人の調教授の開会の辞のもと研究会がスタートしました。
当科からは新木Dr.が一般演題の座長、および発表。
渡辺が一般演題の発表をしました。
教育講演として、群馬大学病態総合外科 桑野博行教授の司会のもと、群馬大学未来先端研究機構ビックデータ統合解析センター 浅尾高行教授より、「群馬大学先端医療センターの設立と鏡視下手術技術教育支援、評価」についてお話を頂きました。
浅尾教授より、群馬大学病院および県内の病院において、安全な鏡視下手術を習得するための、新たな教育システムについてお話を頂きました。
特別講演は腹腔鏡下肝切除の第一人者である東邦大学医療センター大森病院 消化器センター外科 主任教授 金子弘真先生より、「腹腔鏡下肝切除:その検証と方向性」というタイトルでお話を頂きました。
研究会には78名の参加があり、外科、婦人科、泌尿器科と他分野の診療科から24もの一般演題があり、診療科を越えて盛んな議論が得られ、大変有意義なものとなりました。