村主 遼君が群馬大学医学研究科 総合外科学講座の第1回のBest Case Report Awardを受賞しました!
村主 遼君が群馬大学医学研究科 総合外科学講座の第1回のBest Case Report Awardを受賞しました。この論文は日本外科学会のケースレポート誌であるSurg Case Rep に受理され、掲載されています。今回、第7回の外科診療センターカンファレンスで表彰されました。また、われらが渡邊嘉隆君も特別賞を受賞しました。
外科医にとってケースレポートはとても大切だと思います。1例1例について深く洞察する過程で、様々な角度から症例を考える力を養えるからです。
村主 遼君から受賞の喜びの声が届いています。村主君は昨年群馬大学外科診療センターにて研修を行い、本年は公立藤岡総合病院で外科医としての研鑽を積んでいます。将来を嘱望される若手外科医です。
“平成26年卒の村主遼と申します。この度Best Case Report Awardにお選び頂き誠にありがとうございます。御指導頂きました新木先生、鈴木先生、桑野教授、調教授にはこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
今回「Successful hepatectomy for hepatic abscess with chronic granulomatous disease」というテーマでcase reportをまとめさせて頂きました。外科的治療が奏功した理由について、疾患に関わる分子生物学的なメカニズムから考察することができ大変勉強になりました。
治療に難渋した症例に対して文献を検索し同様の症例から解決策を得て、さらにその結果をcase reportにまとめることで、知識を深めることができると感じました。今回の経験を活かして一人一人の症例を大切に、今後の診療に励んで参りたいと考えております。この度は誠にありがとうございました。”