群馬大学医学部附属病院で初期研修中の渡邊隆嘉です。選択研修項目として、外科診療センター、肝胆膵外科で研修させて頂きました。
研修の一週間の流れとしては、月、水、木、金が手術日で、木曜日は外科診療センター合同でのカンファレンスが行われます。すべての診療科が合同で術前症例の情報を共有し、コンセンサスの得た治療を患者さんへ施行するよう努めています。外科診療センターで研修するメリットとして、合同カンファレンスで他科の知識も深めることができる点が挙げられると思います。
手術に関しては肝切除、膵切除など多くの手術症例に加わらせていただき、充実した研修をさせていただきました。病棟業務は毎朝、調教授と肝胆膵チームのDr全員で入院患者さんを回診する事から始まります。術前、術後の周術期の管理はもちろんですが、外科へは多くの内科的な併存疾患をもった患者さんが入院しており、general medicineの知識も蓄積できると感じました。
何より、すべての上級医が学生、研修医へ熱心にご指導してくださり、充実した研修環境であると考えます。