医学生・研修医の皆さんへFor Resident

群馬大学肝胆膵外科のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

私たちは平成27年11月に、群馬大学医学部附属病院(群馬大学医学部)に新たに創設された診療科(講座)です。このページでは、私たちが行っている臨床研修や学生実習についてご説明いたします。

肝胆膵外科領域は深い知識と高度な技術を必要とする専門性の高い外科の分野です。それだけに患者さんが元気になると喜びも大きく、やりがいのある外科だと思っています。この領域は肝切除術や膵切除術といった術式を行う上で、3次元的な解剖認識を持ちながら大血管をも扱うダイナミックな手技と、血管吻合や膵・胆管-消化管吻合のような緻密な手技が要求される領域です。当科では、基本的な手技から一流の肝胆膵外科医として必要な高難度の手技を習得し、患者さんへ安全で高度な医療を提供すべく日々力を合わせてがんばっています。手術や処置などの技術を習得する過程で、私たちは合理性かつ柔軟性をもった研修をみなさんと一緒に実現したいと思います。今、群馬大学の肝胆膵外科の運営は若手の医師中心に和気藹々と行っています。それぞれの目標が達成できるように前向きに切磋琢磨できる環境をつくっています。さらに他の全国の一流の外科の施設における手術見学や手術協力などの積極的な交流を行うことで、高い手術技術や知識を身につけられるようにしています。同様に海外の一流施設と交流し、海外留学も経験できるよう、積極的に活動しています。

また臨床研修において、医学生や初期研修医のみなさんがジェネラルな診療技術を見に付けたいという要望にも応えます。我々が所属する外科診療センターは、肝胆膵外科の他に消化管外科、循環器外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科、小児外科、形成外科と全臓器を網羅するかたちで診療を行っています。専門領域の内科・放射線科とキャンサーボードを定期的に開催し、他科と協議しながら治療方針を決定しています。これらの診療科と密接に連携し、ローテーションを行うことで、みなさんがジェネラルな診療能力を身につけることにも力を注ぎます。

みなさんが是非、私たち群馬大学肝胆膵外科で実習・研修することをお待ちしています。見学も随時受け付けておりますので、気軽に連絡してください。またこのページ内に実際に研修した研修医の方の感想など随時アップしていきますので、参考にしていただけたらと思います。そして、みなさんが私たちの仲間となることを心待ちにしています!

新木健一郎
医会長 新木健一郎

E-mail:m11702028@gunma-u.ac.jp

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m11702028@gunma-u.ac.jp